函館・道南では、地元の資源やオリジナルな技術を活用したユニークな企業が数多く活躍しています。
当ホームページでは、それらの企業を取材し、広く全国に向けて発信しています。

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(株)佐々木総業
転機を好機に変えて
社長 佐々木 俊司さん平成5年(1993年)、27歳の時、札幌から故郷である厚沢部町に帰郷。父親の建設業を手伝いながら、資源の再利用を目的とした事業のアイディアを練り続けて来た。まず環境に関する事業を手掛けたいと思い、焼却炉に着目したが、設備投資額の多さからやむなく断念した。

↑代表取締役 佐々木 俊司さん

 転機が訪れたのはダイオキシン対策で出来た平成11年(1999年)の法改正だった。これを機に、役場のバックアップの下で環境貢献事業のモデルケースとしての役割を担うことになる。木材を伐採したあとの間伐材を引き取り、再利用出来る形態に加工し、処理するという一連の流れを(株)佐々木総業が引き受けることになった。

 そして、せっかく育った木を無駄なく使用できるように、燃料用木質ペレットの開発に着手し、ビジネスの幅を広げてきた。平成25年からはファイヤーワールドグループの一員として、薪ストーブの販売・メンテナンスを開始した。
企業の場所を地図で確認できます
「(株)佐々木総業」の場所を地図で確認できます。
創立 1957年(個人創業) 1967年(法人化)
代表者 代表取締役 佐々木 俊司
住所

本社
〒043-1113
檜山郡厚沢部町新町223-2
TEL(0139)67-2226
FAX(0139)67-2227
E-mail zsasakiz@host.or.jp
URL
http://www.sasakisougyou.com/

ショーハウス
(FireWorld 函館)

〒040-0077
函館市吉川町8-21
TEL 0800-7516-8000 (フリーダイヤル)
FAX(0139)67-2227
E-mail info@sasakisougyou.com
URL http://www.sasakisougyou.com/
fireworld/

従業員 15名
年商 3億5,000万円
資本金 2,000万円
 
期待の新燃料「ペレット」
木質ペレット燃料は主として、木材の樹皮、木屑、間伐材等を原料としている。これらの原料を粉砕し、ペレット状に圧縮成型加工することで耐湿性に優れ、貯蔵・運搬に有利で、体積、重量あたりの発熱量の高いペレット燃料が生まれる。石油系燃料と大きく異なる点は、計画的植林等により枯渇の心配のない再生可能な燃料であること。代替燃料として無限に安定した供給が可能であるため、最近の原油価格の高騰でますます注目が集まっている。
従来の電気と石油を使用するストーブに代わって、ペレットストーブが最近とみに注目されている。用途は事業所のボイラー向けから家庭用など様々で、幅広い活躍が見込まれている。
実用化に向けてクリアしなければならない課題として、ペレットの原料となる間伐材の搬送の困難さやペレットストーブの価格が高いなどの問題が残っている。今のところ個人でペレットストーブを使っている人は「環境意識の極めて高い」少数のユーザのみ。消費者の意識を変えるのは中々困難だと佐々木さんは語る。
ペレットストーブ
▲ペレットストーブ

ウッドチップ
▲ウッドチップ
 
薪ストーブ販売・保守事業を本格始動
平成25年からは輸入薪ストーブの総代理店、「ファイヤーワールド」グループの一員として道南地域での薪ストーブの販売・メンテナンスの事業を開始した。当社のショーハウスでは燃焼体験が可能な薪ストーブも設置してあり、実際に薪ストーブの温もりを体験しながら、好みの機種を選べる。一言で薪ストーブと言っても美しさ、性能、燃費の良さなど様々な違いがある。ファイヤーワールドでは、欧米諸国で培われた技術でつくられた、高い安全性や暖房能力、デザイン性のある海外の薪ストーブを取り扱う。平成25年に厚沢部町のショーハウスをオープンし、本格営業を開始。平成26年春にショーハウスを函館市内に移転予定。
薪を燃やすとCo2を排出するので、環境に悪いのでは?と思われがちだが、薪を燃やして排出されるCo2は樹木が成長過程で吸収する量とほぼ等量。二酸化炭素が保持できない木の間伐材や家を建てる際にでてしまう端材を薪として再利用することで、無駄がなくしかも大気中のCo2総量は増加しない。薪は再生可能でCo2を増加させない「クリーンエネルギー」と言える。
平成25年に厚沢部町にショーハウスをオープンし、本格営業を開始。平成26年8月からは函館市吉川町の国道227号線沿いに新ショーハウスを開業した。薪ストーブが実際に燃えている様子を間近に観察・体験できることが好評を博している。
 同社は一級建築士の資格もあるので、薪ストーブの設置にともなう住宅の改築工事等も請負が可能な上、薪の供給も行うという一貫したサービス体制が自慢だ。
ショーハウスの薪ストーブ
▲ショーハウスの薪ストーブ

薪の調達もサポート
▲薪の調達もサポート

ショーハウスの入口
▲ショーハウスの入口
 
「道南スギ」からエッセンシャルオイル抽出
さらに、同社では厚沢部町の地域資源である道南スギの間伐材を活用して、最先端技術「亜臨界抽出法」によりスギ精油(エッセンシャルオイル)の製品化を進めている。道南スギ特有の香りを生かし、高品質、低コストで製造されるスギ精油は昨今の清潔志向、消臭ブームの高まりの中で芳香剤、消臭剤、除菌剤としての利用拡大がおおいに期待される。なお、本事業は農水省・経産省などによる「地域産業資源活用プログラム」にも認定されている。
亜臨界抽出装置
▲亜臨界抽出装置
 
地域との関わり
地元への愛着はひとしおで、かつては商工会の青年部に所属し、町興しのキーマンとして活躍した。味の素の「さらさらキャノーラ油」のテレビCMでは、パフィーが厚沢部町の人々とともに巨大コロッケづくりに挑戦するというユニークなCMで地域を売り出すことに成功した。
今後は、全国区の商品を作り、5000人の町からでも有益な情報発信が出来ることを実証していきたいと佐々木さんは熱く語った。
厚沢部町の景色
▲厚沢部町の景色
厚沢部町ホームページの「町の概要より転載」
 
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