機器・設備の利用

主な機器・設備【ものづくり技術支援グループ】

【JKA(競輪)補助事業】導入機器プリント基板作製装置

プリント基板が簡単に試作できます。

プリント基板作製装置写真
プリント基板作製装置
プリント基板写真
プリント基板

テレビやDVDなどの家電製品、ゲーム機、コンピュータ、計測制御装置などには、複雑な電子回路が組み込まれています。そして、抵抗やコンデンサ、CPUといった電子回路素子を載せる土台のことを基板と呼びますが、その構成や製造方法は、多種多様です。

本装置は、基板表面の銅箔をドリルによって切削し、導体パターンを作り上げるプリント基板作製装置です。専用のCADソフトによってパターンを設計することで、そのデータは直接加工機に送られるため、データ変換作業は発生しません。また、gbrやdxfファイル形式との互換性もありますので、データの持ち込みも可能です。

なお、両面加工はできますが、ビア加工はできません。A3サイズ程度の基板まで設置できますが、機械の都合上、周囲20mm程度の余白を必要とするため、加工サイズはA3より少し小さくなります。導体パターン及び輪郭加工の幅が0.5mm以上であれば、調整作業も手軽にできます。

最近、基板実装技術が高度化し、半導体では表面実装タイプのものが多くなってきました。また、ピッチが2.54mmでないセンサやコネクタ類も多く、ユニバーサル基板では簡単に対応できなくなっています。ちょっとした回路の実験・試作に、ぜひ本装置をご活用ください。

本装置は、[JKA(競輪)補助事業]により平成11年度に導入されました。
【JKA補助事業】導入機器一覧

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