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研修会開催

半自動溶接の最新動向と溶接技術

 

日 時:令和3年12月2日(木)13:30~16:30

場 所:北海道立工業技術センター会議室(座学)機械加工室(実技)

講 師:パナソニックFSエンジニアリング(株)熱加工システム営業統括部東日本営業部 北日本営業課 課長 岩尾 保氏

(株)関電機工業所 ウェルディング シニアアドバイザー 大石 等氏

参加者:6名

 

機械装置や機械部品の高機能化・多様化が進むとともに、溶接機や溶接技術も大幅に進歩しています。ここ数年でデジタル制御化が顕著になりプリセット条件等で比較的容易に、これまで困難だった材料や溶接方法が可能になっています。本研修会では、最新の半自動溶接技術についてご紹介するとともに、最新機種を用いたアルミ合金のパルス溶接やスパッタの低減技術などの最新溶接技法について実技実習を行いました。質問等も多く大変有意義な研修会でした。

(写真)研修会の様子

 

 

 

 

動ひずみ測定システム活用セミナー

 

日 時:令和4年1月19日(水)13:30~15:30

場 所:北海道立工業技術センター研修室

講 師:(株)共和電業 札幌営業所長 原田 雅人氏

(株)共和電業 札幌営業所 下畑 翔吾氏

参加者:3名

 

機械等に力が作用した時、その機械部品はわずかに変形し、ひずみが生じます。様々な製品を製造する際の強度設計や品質保証において、ひずみと応力の関係の把握は極めて重要です。そこで今回、(株)共和電業札幌営業所から講師をお招きしてセミナーを開催し基礎的な知識や活用事例等の紹介及び機器の実演を行いました。活用事例の紹介では、デジタルテレメータを用いた無線通信による測定に興味を示す参加者が多く、機器の実演についても参加者が熱心に聴講している様子が伺えました。質疑応答や意見交換の際には、実務において実際に困っている出来事についての質問や意見交換が活発に行われており、大変有意義な研修会でした。

(写真左)左より(株)共和電業札幌営業所 下畑 翔吾氏  所長 原田 雅人氏

                                   (写真右)研修会の様子

 

 

 

 

電界放射型走査電子顕微鏡の基礎と応用事例 ~導入機器紹介と実演~

 

公益財団JKA「公設工業試験研究等における機械設備拡充補助事業」導入機器

 

日 時:令和4年2月18日(金)13:30~16:30

場 所:北海道立工業技術センター研修室、精密分析室

講 師:(株)東陽テクニカ ライフサイエンス&マテリアルズアプリケーションエンジニア 博士(理学)兒玉 優氏

参加者:7名

 

工業分野の製品開発や技術開発を進める上で、部品・部材のミクロ観察や材料分析は、地域企業の皆さまにとって役立つものです。工業技術センターでは、今年1月にJKAの補助により電界放射型走査電子顕微鏡を導入しました。この装置を用いると、汎用型の走査電子顕微鏡に比べて、高倍率でミクロ観察や分析が可能となり、最新機器は操作が簡単であるためどなたでも使いこなすことができます。今回の研修会では、電界放射型走査電子顕微鏡の基本的内容から実用的な知識・技術まで講演と実演を行いました。質問等も多く大変有意義な研修会でした。

(写真)研修会の様子

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