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こんなことができます

分光測色計(据置タイプ) (コニカミノルタジャパン株式会社、CM-5)

分光測色計は、色を測定および評価する測定器です。各波長の反射率や透過率を測定することで試料の色を数値化します。L*a*b*やXYZなど、複数の表色系で色を評価できる他、試料間の色の違い(色差)も数値で表すことができるため、工業製品や食品などの品質評価や管理、規格化などに有効です。固形物以外にも小麦粉などの粉体やジャムなどのペースト状の試料も測定できます。本器は、小型で持ち運びが可能なハンディータイプのものに比べ、シャーレや試料台の種類が豊富なため、様々な形状の試料を測定しやすいのが特徴です。

【仕様】

照明・受光光学系: SCI(正反射光を含む)/SCE(正反射光除去)での反射測定、透過測定

測定波長:360nm~740nm

測定波長間隔:10nm

観察条件:2°視野、10°視野

観察光源(本体光源):A、C、D50、ID50、D65、ID65、F2、F6、F7、F8、F10、F11、F12

表色系:L*a*b*、L*C*h、ハンターLab、Yxy、XYZ、マンセル、および各色差

表示:分光数値/グラフ(反射、透過、吸光度)、色彩値、色差値、色差グラフ、疑似カラー

 

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【お問い合わせ】研究開発部 食産業技術支援グループ 木下 TEL(0138)34-2600

(写真)分光測色計(据置タイプ)