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令和7年度 JKA(競輪)補助事業による導入機器のご紹介
「示差走査熱量測定装置(入力補償型)」
物質の融点、凝固点などの温度や転移に伴う重量当たりの熱量を計測・評価できます。
物質の融点、凝固点やガラス転移点、酸化、還元など、さまざまな転移温度は、その材料加工や材料の熱安定性を確認する上で、重要なデータとなります。また、近年はSDS(化学物質等安全データシート)が広く普及しており、融点などの熱のデータも記載することになっています。本機器は、高速で正確な温度、熱量データが取得可能で半導体、高分子、無機、有機材料をはじめ食品や化粧品などの熱に関するデータの確認にご活用いただけます。
本機器は「JKA(競輪)補助事業」により令和7年度に導入されました。
【仕様】
型式 :DSC8500
ファーネスタイプ :ダブルファーネス
測定原理 :入力補償方式
マスフローコントローラー :標準装備 2系統
冷却方式 :イントラクーラー(-70℃〜)
測定温度上限 :750℃
熱量正確度 :±0.2%以内
熱量再現精度 :±0.5%以内
ご質問やご相談がございましたら、当センターへお気軽にご連絡ください。
【お問い合わせ】研究開発部 マテリアルテックグループ 小林 TEL(0138)34-2600
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