情報提供

2021年度 北海道立工業技術センター研究成果発表会(オンライン開催)●発表要旨はPDFファイルでご覧いただけます。

 2021年度の研究成果発表会は 6/9(水)13:30~17:00にオンラインで開催します。

研究成果発表会資料集
口頭報告及びポスター報告の概要を「要旨集・ポスター集」として作成しました。
なお、以下の各発表のリンク先から、個別の資料にアクセスすることができます。

▶要旨集・ポスター集[PDF資料一括ダウンロード](20.2MB)

【口頭報告】

[13:45~14:05]
1.無機ELフィルムの成形試作と耐久性評価
PDF(440KB)
応用技術支援グループ ○菅原智明
面光源である無機ELフィルムの成形可能性を調査するため、ELフィルム試料を加熱後、プレス成形を行った。フィルム加熱温度と成形性との相関及び張出し成形試作品の電気的特性や耐久性試験結果について報告する。
[14:05~14:25]
2.深度計測カメラを用いた照明制御技術の高度化に関する研究開発
PDF(964KB)
ものづくり技術支援グループ ○松本陽斗
屋外広告や看板等の照明は単調であることが多いが、動的な照明制御により印象性を高めることで、宣伝・集客効果の向上が期待できる。本発表では、AIによる人物検出手法を活用した動的な照明制御システムの開発内容について報告する。
[14:25~14:45]
3.ウィルス対策に有効な金属ナノ粒子を含む次亜塩素酸系抗菌剤の開発
PDF(398KB)
応用技術支援グループ ○高村 巧
瞬間的な殺菌力の強い次亜塩素酸系抗菌剤と恒久的な抗菌性を示す金属ナノ粒子を組み合わせた抗ウィルス・抗菌剤の開発を行った。最終的に銀のナノ粒子と次亜塩素酸水の組み合わせで良好な抗菌剤が開発できたので報告する。
[15:15~15:35]
4.新規な醸造制御法による華やかな香りを有する味噌の開発
PDF(458KB)
食産業技術支援グループ ○大坪雅史
味噌の高付加価値化を目指し新規な醸造制御法による味噌を開発した。開発した味噌は、華やかな香りを醸し、甘味と旨味が強く、色調が明るい。生産者と各機関が連携した開発から商品化に向けた取り組みを紹介する。
[15:35~16:00]
5.海洋深層水を活用した海藻スプラウトの陸上養殖と利用適性に関する研究
PDF(475KB
食産業技術支援グループ ○木下康宣
海藻では、大きく成長したものを活用する食文化が形成されてきた。このことは、小さな時期の特性理解が乏しいことを意味している。紅藻ダルスの研究で得られた幼葉期特有の栄養情報と養殖技術に係る知見を報告する。
[16:00~16:20]
6.DNAから見た地域海藻資源の特徴と判別法の開発に関する研究
PDF(479KB)
食産業技術支援グループ ○清水健志
面光源である無機ELフィルムの張出し成形可能性と耐久性試験評価の紹介
[16:20~16:40]
7.アカモクの利用適性と道南における生産事例
PDF(330KB)
食産業技術支援グループ ○鳥海 滋
アカモクは機能性成分フコキサンチン、粘り気のある食感、加熱による鮮やかな緑色等の品質を有し、食利用の拡大が期待される。アカモクの付加価値の高い利用を目指し、利用上の適性と檜山地域の生産事例を紹介する。
【ポスター報告】
  1. 無機ELフィルムの成形試作と耐久性評価 PDF(1.5MB)
応用技術支援グループ ○菅原智明
面光源である無機ELフィルムの張出し成形可能性と耐久性試験評価の紹介
  2. 蛍光測定を用いた魚類鮮度評価技術
PDF(568KB)
応用技術支援グループ ○菅原智明
魚の筋肉中の自家蛍光物質を応用した光学的鮮度評価技術の紹介
  3. 温泉水を活用したオールインワン化粧品の開発
PDF(395KB)
応用技術支援グループ ○小林孝紀
老人ホーム敷地内の温泉水を有効活用したオールインワンジェルの紹介
  4. 燃料電池車(FCV)用触媒製造装置の開発
PDF(1MB)
応用技術支援グループ ○高橋志郎
FCV用電極触媒の効率向上を目的とした触媒とその製造装置開発への取り組み紹介
  5.乾燥野菜の色と風味を良好化できる通風乾燥技術の開発
PDF(590KB)
研究開発部 ○小西靖之
高温と低温の2つの乾燥条件を組み合わすことによる高品質乾燥技術の紹介
  6. 低温度領域での相対湿度制御による食肉乾燥時間の短縮化技術 PDF(851KB)
応用技術支援グループ ○塩原愛理
湿度を周期的に操作することによる畜肉製品などの高品質・短時間乾燥技術の取り組みを紹介
  7. ウィルス対策に有効な金属ナノ粒子を含む次亜塩素酸系抗菌剤の開発
PDF(1.4MB)
応用技術支援グループ ○高村 巧
瞬間的な効果の次亜塩素酸系抗菌剤と恒久的な効果の銀・銅のナノ粒子を組み合わせた抗ウィルス・抗菌剤の開発研究の紹介
  8. ポリマーガイシの洗浄技術
PDF(542KB)
応用技術支援グループ ○高村 巧
トンネル内のポリマーガイシの洗浄に関する新規洗浄剤の開発と拭き取り技術の提案
  9. 緑黄色海藻のすすめ
PDF(1.3MB)
食産業技術支援グループ ○木下康宣
成分情報を活用した地域海藻の新たな利用価値の提案
  10. 未利用海藻ダルスに新たな価値 PDF(536KB)
食産業技術支援グループ ○木下康宣
産地ブランド形成を意識した開発商品の取り組み紹介
  11:コンブの新たな食品機能と活用例 PDF(1.30MB)
食産業技術支援グループ ○木下康宣
コンブ由来の粘性多糖が有する呈味性保持効果の紹介
  12:「間引き」コンブから「春採り」コンブへ PDF(499KB)
食産業技術支援グループ ○木下康宣
近年わかってきた「春採り昆布」の健康機能性の紹介
  13:DNA配列を指標とした食用コンブの原産国判別法 PDF(617KB)
食産業技術支援グループ ○清水健志
令和2年度北海道地方発明表彰「函館市長賞」を受賞した食用コンブの原産国判別法の紹介
  14:コンブのフコキサンチン分析と利用加工 PDF(650KB)
食産業技術支援グループ ○鳥海 滋
機能性成分フコキサンチンの分析方法、加工や保存に伴う成分量の変化を紹介
  15:生鮮水産物の鮮度評価法の標準化の取り組み PDF(577KB)
食産業技術支援グループ ○吉岡武也
魚介類の新鮮さを客観的に評価するための鮮度測定法標準化の取り組み
  16:道南産ブリの利用促進に向けた調査研究 PDF(613KB)
食産業技術支援グループ ○緒方由美
道南で水揚げ量が増加しているブリの品質特性の紹介
  17:新規な醸造制御法による華やかな香りを有する味噌の開発 PDF(728KB)
食産業技術支援グループ ○大坪雅史
華やかな香りを有する味噌の開発の紹介と製品を展示
  18:道産スターターを用いたブランドチーズ製造技術の開発 PDF(887KB)
食産業技術支援グループ ○大坪雅史
チーズの高付加価値化を目的に道産チーズ用乳酸菌の開発と利用技術の紹介
  19:水素吸蔵合金を利用した自律駆動型太陽追尾システムの研究開発 PDF(591KB)
ものづくり技術支援グループ ○松村一弘
温度差で動作する水素吸蔵合金アクチュエータを応用した太陽追尾システムの紹介
  20:魚の健康診断のための可視光通信技術 PDF(418KB)
ものづくり技術支援グループ ○村田政隆
遊泳中の魚のストレス指標をリアルタイムで観察するワイヤレスシステムの紹介
  21:洋上風発からの水中音と魚類行動に関する実験研究 PDF(564KB)
ものづくり技術支援グループ ○村田政隆
洋上風力発電から放射される水中低周波音と魚類行動に関する研究の紹介
  22:深度計測カメラを用いた照明制御技術 PDF(539KB)
ものづくり技術支援グループ ○松本陽斗
AIによる人物検出手法と深度計測カメラを活用した動的な照明制御技術の紹介