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【JKA(競輪)補助事業】導入機器オージェ電子分光分析装置・オージェデータシステム

機械部品や金属材料の極表面の成分を分析します。

オージェ電子分光分析装置写真
オージェ電子分光分析装置
・オージェデータシステム写真
オージェデータシステム

オージェという名前は、物質の極表面から放出される特殊な電子を研究したフランス人のオージェ氏に由来しています。

現在は、オージェ電子の測定による材料の表面分析を行うオージェ電子分光分析装置に使用されています。このオージェ電子分光分析装置は、材料表面の元素の種類と組成を分析して異種材料間の接合や製品の特性不良等の解析に利用され、機械金属製品や電子部品の研究開発に有効な装置です。

平成17年度に設置したオージェデータシステムは、北海道立工業技術センターに設置しているオージェ電子分光分析装置を制御し、データの収集及び解析を行う支援装置です。

極微量しか放出されないオージェ電子を検出して解析するため、従来の支援装置ではデータの収集と解析に長時間かかりましたが、今回設置したオージェデータシステムは、分析装置の操作が簡単になり、さらに、データ処理能力が向上したことから分析時間が大幅に短縮されました。

オージェデータシステムは、[JKA(競輪)補助事業]により平成17年度に導入されました。
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