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第一回東アジア水産食品・利用会議開催

日 時 : 平成25年11月25日(月)

場 所 : 花びしホテル
当財団と北海道大学大学院水産科学研究院が主催したEAFTA2013が、函館市内のホテルにて開催されました。EAFTA(East Asia Fish Technologists Association東アジア水産食品・利用会議)は、水産資源の利用加工、栄養機能性などを研究する東アジアの研究者が一堂に会して相互の情報交換を行うことを目的とし、北海道大学の今野久仁彦教授が声かけ人となり発足した会で、今回が1回目の開催です。東アジア諸国には伝統的な魚食文化があり、歴史的に多くの水産加工品に関わる基礎、応用研究が行われてきました。EAFTAはこれらの研究成果を、東アジアから、昨今、水産研究が盛んになってきたヨーロッパ、アメリカなどに広く発信するために、函館マリンバイオクラスター事業の一環としてスタートしたものです。今回は、日本、中国、タイ、ベトナム、韓国の5ヶ国から26題の発表申し込みがあり、56名が参加して行われました。当財団からも吉岡主任研究員と木下研究主査がスルメイカと昆布の利用研究の成果をそれぞれ報告し、海外の研究者とのネットワーク構築に努めました。次回は来年に中国の上海で開催される予定です。

(写真左)EAFTAの様子(写真右)出席者と記念写真